FX取引での許容損失額って何?
許容損失額は、FX取引において1回のトレードや1日のトレードでどのくらいまで資金が減ることを許容できるかを示す金額です。
許容損失額の目安は?
1回の損切りにおける許容損失額は、口座資金の2%とする2%ルールが一般的です。但し、頻繁に取引する場合、適宜割合を下げる必要があります。
許容損失額を決める目的は、無制限の損失が発生し、資金が不足による取引継続ができなくなることを防ぐことです。
本記事では、許容損失額の重要性、1日あたりの許容損失額の設定、1日あたりの最大連敗数の設定、長期スパンでの許容損失額の設定について解説します。
FXで安全に稼ぐために許容損失額を設定しよう
許容損失額をあらかじめ決めておくことで、想定外の損失リスクを低減できます。
一般的には2%ルールを適用し、許容損失額が全資金の2%を目安にします。
以下の条件で1回あたりの許容損失額を決めた場合、連続50回まで損切り可能。
- 資金:15万円
- 許容損失額:資金の2% ⇒ 15万円(資金)×2%=3千円
- 損切りできる回数:15万円÷3千円=50回
トレード1回あたりの許容損失額をあらかじめ決めておけば、大きな損失を受けるリスクを減らせ、長期間取引を継続できます。
取引のパフォーマンスが一定の水準を下回るような場合は、一度相場を離れるというようなルール作りが大事です。
1日の損失額が限定され、1日で回復困難な水準まで大きく負けてしまうというリスクを大幅に軽減できます。
具体的には「1日の許容損失額」、「1日の最大連敗数」を設定する方法があります。
FXで安全に稼ぐために1日あたりの許容損失額を設定する
1日あたりの許容損失額を設定します。
設定方法は、口座資産に対して一定の割合で抑えるのが一般的です。
1日の最大損失額の目安は一般的に口座資産の2%以下が望ましい
(例)100万円の資金なら、1日あたり損失額は2万円まで
- 損失が設定した金額に到達したらその日はトレードを中止する
- 口座資産に対して連敗しても最低50日以上取引できる割合に設定する
- 口座資産に変動がある度に再計算する
取引を長く継続させるために、冷静になる方法として1日あたりの許容損失額を決めることは重要です。
FXで安全に稼ぐために1日あたりの最大連敗数を設定する
1日の最大連敗数を設定します。
(例)1日の最大連敗数が3回まで
- 最大連敗数が設定した回数に到達したらその日はトレードを中止する
- 連敗が続く原因はその日の相場が、取引手法と合わない可能性が高い
- 取引手法に合わない相場で取引を続けても損失が膨らむ
取引手法が合わない場合、一度相場を離れ、別の取引手法で別日にトレードすることを心がけましょう。
まとめ 許容損失額を設定することの重要性
FXで安全に稼ぐためには、許容損失額を設定することの重要性を解説しました。
以下にまとめます。
1取引あたり、1日あたりの許容損失額を決めておくことで、冷静なFX取引が可能になり、結果として長期継続して取引ができ、安定して稼ぐことができますよ。
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